介護職で目指すべきポジションとは?

介護業界で目標にしたいポジションを知ろう!

Pocket
LINEで送る

介護職でのキャリアアップ

介護職でのキャリアアップ

介護職には、キャリアアップを見込んだキャリアパスがあります。ステップアップしていくことで、仕事内容や待遇面は変化します。もちろん、ポジションも変わっていくことでしょう。介護業界で働く中で、目指すべき方向性やポジションを知りましょう。

目指すべきポジション

介護業界でのポジションは様々あり、いくつかポイントを絞って紹介します。
1つ目は、ケアマネジャー。多くの介護職の方がまず目指すポジション、と言っても良いでしょう。介護支援専門員という資格を取得し、幅広い介護知識が必要になります。平均給与は400万円~500万円程度です。
2つ目は、施設長。施設長は、介護施設の経営マネジメントを行なうポジションです。今までの介護職としてのスキルや介護知識、人間力が必要になります。平均給与は380万円~480万円程度です。
3つ目は、介護主任。介護主任は、中間管理職となり介護スキルとマネジメント力が必要なポジションです。平均給与は350万円~450万円程度で、介護福祉士資格を保有している方が多いのが特徴です。
4つ目は、エリアマネージャー。エリアマネージャーは、介護施設運営におけるアドバイスや施設内のトラブル、クレーム対応などを担当するポジションです。平均給与は400万円~550万円程度です。
5つ目は、生活相談員。生活相談員は、利用者や家族からの相談業務が主な仕事で、介護サービスの利用後に必要とされるポジションです。平均給与は380万円~480万円程度で、必要な資格は社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用です。また介護支援専門員や介護福祉士など自治体によって必要な資格もあります。
6つ目は、サービス提供責任者。サービス提供責任者は、訪問介護事業所をまとめるポジションです。訪問介護員のマネジメント、スケジュール調整などが主な仕事です。基本的に実務はありませんが、状況によって発生することもあります。平均給与は350万円~450万円程度で、必要な資格は「介護職員初任者研修」以上です。
最後に、本社スタッフとしてのポジションもあり、人事、介護事務、営業、営業企画、店舗開発など各企業によって異なります。介護職ではありますが、介護実務からは離れる仕事内容です。平均給与は300万円~600万円程度です。

資格が重要なキャリアパス

他の業界であれば、社内で自然にポジションが上がることもあるでしょう。介護業界でのキャリアパスは、資格とも深くつながっているところがあります。ポジションによっては、資格がいらない場合もありますが、将来的に上位のポジションを目指すのであれば、ある程度の資格取得が必須になります。スキルを磨くだけではなく、今できる最善策を打ち立てることが大切になるでしょう。

介護業界でキャリアアップするコツ!

独立する選択肢もある

独立する選択肢もある

いくつかの選択肢がある介護職のキャリアパス。そのうちの一つが独立です。介護業界で独立する場合、訪問介護と居宅介護支援は開業費などを抑えることが可能です。メリットとデメリットを踏まえた上で、検討してはどうでしょうか。

資格を取得してステップアップ!

資格を取得してステップアップ!

介護職は、資格を取ることがとても重要です。ただ、資格や研修など様々なものがあり複雑でした。そこでよりシンプルにキャリアアップができるようキャリアパスの見直しがされました。分かりやすくなった仕組みを紹介したいと思います。

人気記事

  • 高いレベルで働きたいのなら転職がおすすめ

    高いレベルで働きたいのなら転職がおすすめ

    介護の仕事を続けていると、経験や知識が深くなっていきます。よりレベルの高い働き方を目指したいという気持ちが出てきた時は、転職がおすすめです。転職が成功するためのコツをお伝えします。

  • 介護職で目指すべきポジションとは?

    介護職で目指すべきポジションとは?

    介護職の中にも、様々なポジションが存在しています。介護業界でのキャリアパスを見ていった時、目指すべきポジションが定まっていると、仕事への意欲が持てます。ポジションを知り、キャリアアップの目印にしましょう。

  • 介護福祉士

    介護福祉士

    介護福祉士は、国家資格を持つ介護のスペシャリストです。幅広い知識を持った介護福祉士の仕事は、多岐に渡ります。資格取得を含めた介護福祉士になるまでのキャリアパスを、詳しく紹介していきます。