知識を増やし経験と結びつける
知識を経験と結びつけてキャリアアップ
キャリアを上げるには知識を経験に変えよう
介護の仕事には、様々な能力が求められます。現場での経験が増えるごとに、裏付けになる知識や技術が必要になってきます。知識を経験と結びつけることで、現場での問題解決ができるようになり、キャリアアップへの一歩にもなっていきます。それでは、どうやって知識や技術を学び、経験へと結びつけていけば良いのでしょうか。
勉強の効率を上げる方法
介護の知識や技術には、勉強が必要。効率を上げることができる勉強方法が2つあります。
1つ目は、身近な問題に取り組むことです。日常の業務の中で困っていることや、疑問に思っていることについて学び、その解決方法を見つけます。手あたり次第に参考書などで勉強をするよりも、学ぶ目的がはっきりしているので、学んだことが効率良く身に付きます。また、長く介護の仕事を続けていくと、同じような問題にあたることがあります。そのような時も、自ら考え、解決へつなげていけるでしょう。
2つ目は、アウトプットすることです。せっかく学んだことも、自分のものとして定着しなければ意味がありません。実際の現場で試してみる、職場のミーティングで話してみる、あるいはブログなどに書くなどの方法でアウトプットする機会を作ると良いでしょう。
おすすめの勉強方法
介護の勉強において、いくつかおすすめの勉強方法を紹介します。
まずは、本を読むことです。本には、分かりやすく、一度にまとまった情報が学べるメリットがあります。学びたい内容の本を見つけるためには、本屋で探す他に、気になったテーマをネットで検索して探す、図書館で借りるという方法もあります。また、読んだ内容を誰かに話したり、ノートにまとめるなど、アウトプットするという意識を持つと、本で学んだ知識が身に付きやすくなります。
また、身近な人から学ぶ方法もあります。分からないことや疑問があった時、職場の先輩や同僚に聞いてみると、現場に即したアドバイスが得られるでしょう。他にも、専門的なアドバイスがもらえる医師や看護師、保健師などに聞くことも有効です。この時に気を付けることは、まず自分で考えてから聞くようにすることです。最初から何でも聞いてしまうと、なかなか自分の力になりません。
そして、決まった時間で集中して学ぶことができる研修に参加することです。忙しい毎日、勉強する時間を確保することはなかなか難しいですが、日程が決まっている研修ならば、その時間は没頭して学ぶことができます。
小さい疑問であれば、ネットで検索すると簡単に答えが出てきます。検索結果が信頼できる情報であるかは気を付けないといけませんが、手軽にすぐ調べられ、問題解決できるので利用しやすいでしょう。
何のために学ぶのか
知識や技術を学ぶことは、介護で働く自分自身にとってのキャリアパスの一部です。そして、介護施設利用者にとってもプラスになります。介護する側が学ぶことにより、介護施設利用者の状況に合わせた介護が可能となり、自立支援の一端をより担うことになっていきます。さらに、ケガや事故などのリスクを減らすことにもつながるでしょう。
介護業界でキャリアアップするコツ!
独立する選択肢もある
いくつかの選択肢がある介護職のキャリアパス。そのうちの一つが独立です。介護業界で独立する場合、訪問介護と居宅介護支援は開業費などを抑えることが可能です。メリットとデメリットを踏まえた上で、検討してはどうでしょうか。
資格を取得してステップアップ!
介護職は、資格を取ることがとても重要です。ただ、資格や研修など様々なものがあり複雑でした。そこでよりシンプルにキャリアアップができるようキャリアパスの見直しがされました。分かりやすくなった仕組みを紹介したいと思います。